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142. ページ7

『あらあら、顔が赤いけどどうしたの?』



にやにやした顔で中也を見るA。



中「手前……判ってて云ってんだろ……」



『ええ、もちろんよ


それで、ここまで云わせたんだから、これ以上女性を待たせるのは失礼じゃない?』



中「だーー!返事なんて最初から決まってんだよ!


つーか俺が始めに告白したんだからな!」



『そうだったかしら?記憶にないわね〜』



と、とぼけた顔をしてみる。



『ま、とにかく、これで_______』



中也がAの唇にキスを落としていた。



中「俺たちはもう恋人だ。これからこういうこと遠慮無くできるな」



『恋人でなくともされていたのは私の間違いかしら?』



中「うるせえ」



そう言って二人はもう一度キスを交わした。



それは今までで一番、愛情のこもったキスだった。



中「Aが生きててよかった、これからは俺が死ぬ気で守ってやる」



『ふふ、私を守る騎士(ナイト)といったところかしら』



中「愛してる、A」



『私も……』




二人はしばらく抱き合っていた。



そんな時、ドアの向こうでは太宰が涙を流してドアにもたれかかっていた。



太「まさかあの中也に負けるなんてね……



彼女となら、この酸化した世界でも生きていけそうな気がしていたが



初恋とは、いつだって実らないものだ……」



太宰はその場にいられなくなり、探偵社から出て行った。

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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時

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