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139. ページ4

与「これで判ったかい?死ぬってことが」



『はい、貴重なお話ありがとうございました』



与「次、自分の命を粗末にしたら、ぶっ殺してやるからね」



与謝野はその場を太宰に任せ、部屋を出て行った。



部屋には沈黙が流れる。



『その、太宰……ありがとう、助けてくれて』



太「本当だよ、君まで私の前でいなくなってしまうのかと思って焦ったんだから」



『……太宰にずっと云っておきたかったことがある』



織田作が死んだ時、それを裏で操っていたのは首領。その首領の命令で織田作を見殺しにしたこと。



敵組織に織田作と似たような異能を持つ者がいると聞いて、首領は作戦を企てた。



然し、織田作は人は殺さない。そこで彼が大事にしている者を奪われれば彼は必ず動くと思った首領は、Aに彼の事を調べさせ、彼が養っている孤児についてを敵組織に漏洩した。



そして首領の思惑通りに事は進み、織田作は死んだ。



Aは彼が人を殺さない理由を知っていた。彼が人一倍優しいことも知っていた。



それを利用した。首領の目的は異能特務課が発行する異能開業許可証だった。



それを手に入れるため、坂口安吾も、織田作も利用した。



Aはそのことについて酷く後悔していた。



自分のせいで太宰がポートマフィアを抜けることとなってしまったことに。

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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時

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