254.番外編 ページ5
探偵社を出た三人は、仮装したまま目的の路地裏へと向かっていた。
道中、ハロウィンだと云う事で仮装している人を複数見かける。
『この格好で外に出るのは少し気が引けましたけど、こうして見ると、結構皆仮装しているんですね』
敦「皆凄いなぁ。結構本格的に仮装してる」
太「こういう日もたまにはいいものだねぇ
仕事じゃなけりゃ、完璧だったのに」
その時、前から此方に向かって走ってくる仮装した子供達がやってきて、三人の目の前で止まった。
「「トリックオアトリート!」」
敦「へ?とり……なんて?」
『トリックオアトリート。お菓子か悪戯かって意味だよ』
敦「え!?ぼ、僕今お菓子持ってないんだけど……;」
敦の言葉に子供達はムっとした表情になった。
「じゃあ悪戯だー!えーい!」
敦「わっ!」
子供達は敦に向かって水鉄砲を構えた。
太「こらこら君達、これをあげるから勘弁してあげてくれないかい?」
そう云って太宰が取り出したのは人数分の飴だった。
「わぁー!お兄ちゃんありがとう!」
子供達は飴を受け取ると再び走っていった。
敦「はぁ……酷い目にあった;」
『あはは;災難だったね;
早く仕事終わらせて帰ろうか』
Aは敦の顔をハンカチで軽く拭き、路地裏へと向かった。
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姉系チート2号(データ消えちまった成)(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年11月10日 19時