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乱歩とポオとAは急いで死体の落ちた場所まで降りていった。
野次馬の真ん中にある死体を見ると、男は頭から血を流していた。
ポ「即死……これでは、探偵社員の冤罪を晴らす術が_____」
『国木田さん……』
Aは下唇を噛みしめていた。
ポ「乱歩君、これは自 殺であろうか?或いは《鼠》が口封じを……?」
乱歩は口に手を当てて考えている。
その時、野次馬をかき分け、聞いた事のある声がした。
箕「市警だ!死体に触れるな!」
そこに現れたのは、箕浦警部だった。
箕「うん?御前等は……」
乱「あっはっはっはっは!」
乱歩が突然笑いながら箕浦に飛びついた。
ポ「乱歩君!?;」
「箕浦さぁん!?」
乱「君最高!これで僕の勝ちだ!」
箕「放せ探偵屋!離れろ!止めろ擽るな……ぶっひゃひゃひゃ!」
箕浦が乱歩に好きにされているのを見て女性の警官がポオとAに助け船を請う。
「み、箕浦さんを助けてください!;」
『乱歩さんですし;』
ポ「ふぅむ……乱歩君が突然喜んだ理由、推理するのである」
「あの?」
ポ「第一の違和感……警察の到着が余りに早い。
我々が地上に急ぎ降りたら同時に警察が到着した。何故?
考え得る可能性は……」
乱「犯人が通報したからだ!事前にな!」
『なるほど、それで辻褄があいますね』
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姉系チート2号(データ消えちまった成)(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2019年5月21日 10時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為ですので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月10日 20時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年11月10日 19時