167，酷くないですか？ ページ26
「君達の主人が冷たいんだよ、ねぇ二人とも」
「それはアカンなぁ…なぁトントン？」
「せやなぁ、な？グルッペン」
黙りしてる二人に遠回しに攻撃していく二人…二匹？それに追い討ちするかのように現れる人物がいた
「ちょっとグルッペンさん！聞いてませんよ！」
「え…エーミール…」
「危うくAさんから記憶奪う所だったんですよね？なにしてくれてるんですか！」
「あぁーもーーややこしなったわぁ！」
喧嘩の仲裁に入っていた先輩が悲鳴をあげる、
けれどもはやグルッペンとトントン以外は意見が一致しているのか誰もそちらに援護しようとしない…別に此方の味方という訳でもないけど
というか皆、この作戦はもう終わったしいいのでは？という割りと薄情な空気を流していた
私は良くないんです、解決させてください
「エーミール…」
「Aさん！？じゃなくて…A。無事だったんですね、よかった」
「私は平気、それよりもエーミールは大丈夫なの？」
「私は、まだ完璧に大丈夫という訳では無いそうです。兄さんが対策してくれるお陰でなんとかはなってるんやけどね」
「でも、ひとまず落ち着いたみたいで良かった」
「私はいいんですよ、それよりも…問題はグルッペンさんとトントンさんです！」
「…おぉ」
どうやらエーミール、本気で怒ってる様子
あんまり怖くないけどなんか凄く謝りたくなる感じ…先生みたいな感じだからかな
なんて。私の怒りがだんだん霞むほどにエーミールはぷんすこ…本気で怒ってるには表現が可笑しいけれど本当にぷんすこという表現が当てはまるほどに怒っていた
「私、Aさんと記憶探しに行ったんですよ！しかも、直前に渡してくれた紙には。Aに内緒で一定期間だけAを人間界で保護するって内容だったじゃないですか！」
「え、そんな約束してたの！？」
「ごめんなさい、それは私も内緒にしてました。ですが、そのどさくさ紛れて私を経由してAさんの記憶を消そうとしてたのは知りませんよ！」
「なにそれ、そんなことできるの！？ていうか、遠隔で記憶操作までできるとか怖…」
「記憶探しにいって記憶無くさせるとかどんな鬼畜ですか！本末転倒もいいところですよ！鬼ですか！？」
グルッペンが目を反らす、トントンも上を方を向いてぶつぶつと
絶対に兄さんやろバラしたん。兄さんやん。おい兄さんでてこい
と呟いている
誰も声をあげない。暫くの沈黙
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夜空音 - SAKANAさん» ありがとうございます！私情ですが最近、やるべきことが増えてしまって投稿が止まってしまいましたが。またすぐに続きを投稿するつもりです！ (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 8c5a9de848 (このIDを非表示/違反報告)
SAKANA(プロフ) - この小説好きです、泣きました。更新されてないみたいですが待っています。どうかお願いします (2018年8月22日 2時) (レス) id: a3a9931e24 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - 変なカピバラさん» ありがとうございます！最近、誤字多いですね…すみません。頑張ります！ (2018年7月24日 22時) (レス) id: df99eb9ad9 (このIDを非表示/違反報告)
変なカピバラ(プロフ) - 控えめに言って好きです。((← あと、167で誤字が見られたので報告です。違憲→意見。お疲れのでませんように…無理せず頑張って下さいね。 (2018年7月17日 1時) (レス) id: 6e0c970f76 (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - うおがめさん» ありがとうございます！誤字訂正しておきます！ (2018年7月16日 23時) (レス) id: 3aed2af562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2018年4月26日 0時
