On my way home ページ5
(帰り道)
親の強制で、夜遅くまで塾に通う。
今日も疲れたぁ。
一人、駅までの道を歩いていく。
ふと、上を見上げると。
貴「あ、満月だ。」
暗黒の中に光る、綺麗な丸。
にしても、五月病‥‥。
あぁ、早くお風呂に入りたい。
もやもや、頭の中で考え事をしながら歩き続けていると。
前から何やら騒がしい集団が。
よくよく見ると、我が高校の制服じゃないですかっ。
そして、もっとよく見ると。
今日会った、不良さんではないですかっ。
どうしよう、どうしよう、と考えていると。
その距離、約1メートル。
「あ。」
貴「……、ぁ。」
今日会った、あの美人な彼が私を見つける。
そして、周りも私に視線をぶつける。
「何、大我知り合い?」
「え、もしかして彼女?」
大「違う。今日、保健室いた子。」
「え、ヤった方?」
「え、マジか?!」
大「あぁ、もううっさいなぁ。違う、会っただけ。」
私は固まって、その場にいるだけなのに。
勝手に話が進んでくれる。
ぼー、と立っていると。
背の高い男の子が。
皆、高いけど。
「大丈夫?」
って、声をかけてきてくれて。
貴「‥っ、はい。」
あまりの優しい声に驚いてしまう。
すかさず、
「おい、北斗抜け駆けかよ〜。」
「ずる〜い。」
との声も浴び。
余計に混乱する。
北「うっせぇな、お前ら。黙ってろ。
あ、ごめん、急にこんなのに絡まれちゃって。
大我の話聞く感じじゃ、同じ学校の子なんだね。
俺、松村北斗って言います。
うちの大我がご迷惑をお掛けしました。」
と急に誤ってきて、そしてそして深々と頭を下げる松村さん。
貴「あっ、いえ、あのっ頭上げてくださいっ。
わ、私、大丈夫ですからっ。」
一体全体、何のことかさっぱりだけど。
頭を下げられるようなこと、してもらうことしてないしっ。
私が言うと、ほんと?と顔を上げる松村さん。
こくり、と頷くと、
きゅん、てしちゃうような笑顔を向けてくれて。
北「ほんとは大我が頭下げなきゃいけないんだけどっ。」
っと、あの生徒を睨む。
と、言うか、
皆さん、イケメンですね…。
ラッキーアルファベット
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4028ss - みんなの複雑な感情でも、けして壊れないいい関係だからこそ一人占めしたくなる。最初のキスの相手が樹なのに大我がくる!興味のないふりしてるのもいい!大我と樹さいこー (2013年12月24日 14時) (レス) id: e825400834 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - 移行しましたぁ! (2013年7月27日 2時) (レス) id: f92d643b13 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - ゆぅさん» モンの瞼チャン今はぱっちりよ〜!そうする〜! 買った!!なんで泣いてるのよ笑北斗にキュンキュン うん今から必死に貯めとくわ!! できるだけって笑笑 足りない‥のか‥‥。泣 可愛くねーよー!!照れさせるなっ!!! 楽しみにしてて〜 (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - るみ.さん» モンちゅんは新しいね〜笑 メールありがとー!!! (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
モンブラン(プロフ) - 中元琳太郎さん» 晴チャンっっ part2待っててちょんまげ〜!! (2013年7月26日 2時) (レス) id: e452b1db24 (このIDを非表示/違反報告)
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