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〜セブルスside〜
意志を持つ屋敷に一人きりの孫
案内された部屋を見回る
ここまで来る間に何十という部屋があったが客間にも掃除が行き届いているのか埃は全く見受けられない
我輩の家とは大違いだ
それと同時に彼女だけが暮らす家と言うには酷く広すぎる。
良くも悪くも。
廊下も先が遠く見える。
所々に飾られた騎士像や花瓶も、勿論全ての部屋も完璧に完全だった。
シャンデリアも屋敷の主が一人しかいないのに全ての階で光り輝いていた。
人が住んでいる事を期待させているように。
彼女はそれに酷く触れられたくないのか、黙りを決め込んだ。
出会ってから何日も経ったわけでも無いにも関わらず少し理解出来るのは、彼女が純粋で素直だからだろうか
いや…言葉の綾だ。不純だった。
恐らく彼女は困った時何か仕草をしないといけない質のようだ
彼女はよく笑うな。
そう"笑う"。
ふと窓から下を覗けば広い庭があった
暗くて何が咲いているのかは分からなかったが
誰かが何かを育てている様だ
まぁ思い当たる主は一人しかいないのだが
｢
光によって照らされたのは沢山の花や薬草の若葉と美しく咲いている薔薇だった
どれも生き生きとしていていつかは枯れる、という事を思わせないほど美しかった
目を花から外しふと前を見れば、広い庭が奥へ奥へとずっと続いている
薔薇の花園と言える程、光が灯す道には薔薇が隙間なく咲いていた
赤い薔薇のトンネルを通れば、
自分の歩いたせいで起こった風が花の匂いを運んでくる
屋敷の内部とは違い庭は灯りが少なく薄暗かった
更にこの庭は生垣によって入り組んだ迷路の様で、太陽が沈み夕暮れの明かりだけを頼りに歩くには難しそうだ
それでも大輪の薔薇が咲き誇って居るのはしかと見える。
一角では調合に使えそうな植物も見受けられた
｢よく育っているな｣
独り言を零しながら庭園を堪能し一周するかしないかの頃
今まで空きの無いほど何かしら咲いていたのに、とある1つの花壇には何も咲いていないことに気がついた
光を間近に持っていくも芽すら顔を出していない
種を植えていないのだろうか…それとも。
…ｯ！
微かに足音が聴こえた気がして振り返ると
いつの間にか花の主人であろう少女が後ろに立っていた。
彼女はこの庭を熟知しているのか灯りを持っていなかった
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まむさじ(プロフ) - 暁ホームズさん» なるほど！空白を作ったり○を使うなどして検索避けや濁し等の対策を取らせて頂きますね！オリフラを建てないというルール等しか存じ上げませんでしたので参考になります！コメントありがとうございました！ (1月21日 22時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - 普通に疑問なのですけど、夢小説にユニ○ってフルで書いて大丈夫なのでしょうか？実在パークなら、本家とは関係ない夢小説故、そこで働く方達の目に留まったら、少しアレかなと思いましたので (1月21日 21時) (レス) @page4 id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ロォズさん» 西九条駅からでもいけますよ。 大阪で乗っても直接ユニバーサルに行ける場合と西九条で乗り換えないといけない場合があります。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - 龍さん» 初めての作品で文が謎になったりしてるんじゃないかって凄く不安だったんですが、そう言って頂けて本当に嬉しいです！！ありがとうございます！続きもバンバン更新しますので是非これからもよろしくお願いします!!!! (2019年4月21日 22時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 凄く面白いです！続きが楽しみですよ〜！！これからも頑張ってください応援してます(o´・∀・)o (2019年4月21日 22時) (レス) id: b1626f9a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年4月7日 4時
