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『あの…ルートとしてはここで鍋を購入して向かいに渡ってぐるっと揃えようと思っているのですが』
彼に背を向け方角を指で示す
その指先を彼はそりゃ見つめるのだが
その見詰める彼の横顔を見て私はギョッとした
『(何もしてないのに格好いいよ〜！心臓が持たない！どうか御先祖様助けて！)』
と言ってもこうしたのは御先祖…いや祖父、張本人だった！
このっ！この！収まれ私の心臓！
ずっと指を指したまま固まってしまった私をほっぽって、スネイプ先生は私の示していたお店の扉を開き待っていた
もう私の異常さに慣れたとでも言うようだ
『すみません…ありがとうございます』
くぅ…！先に扉を開けててくれるなんて！
なんて紳士的なのか！あのスネイプが私に扉を開いて道を開けてるなんて！
｢……思ってもいない事を口走るな｣
『…バレてますか？』
頭と心の中を全て見えているようだ
私の対応に慣れが見え始めた。
＿＿＿＿
鍋、制服、羊皮紙、ペン、インク…よし！あと残るは…？
教科書とペットか
店を出て少し歩くと書店がある筈だ。
…相変わらず彼は後を着いてきてくれている。
嵩張る荷物を抱え直し店に入り、さっさと目当ての物がある頭上の棚の基本呪文集を取ろうと手を伸ばす。
…なんだこの店！天井高くない？！
もう…！荷物を置ければ魔法で一発なんだけどなぁ
『(梯子みたいなの無いかなぁ)』
辺りを見回すもそんなものは置いてない。
不意に視界が暗くなる
頭上から
｢相変わらず要領が悪いな｣
という声と教科書の重みが頭頂部に降ってきた
『ったぁ…どうして角で殴った…うわいっった』
痛みで頭が割れそうで
文句でも言おうと睨んで上を見上げれば
もう一度本でドン、と頭に衝撃が加えられる
｢…実に子供だな｣
ニタリと笑いながら目当ての本を元の棚に戻そうとする
『あ゛？！まって！すみません！ありがとうございます！』
手を伸ばして本を取ろうとするも、
先生は私の手の届かないところへ本を掲げて軽く振っている
…この人ってば人の嫌がることして嬉しいのかしら
『人の嫌がること事はしてはいけないって習いませんでした？』
｢よく言うな？胸に手を当ててもう一度考えろ｣
『なんですか？！私が喜んでいるとでも？』
違うのか？と言いたげに眉を傾ける
…違くないです
『…で、でも…でもですね』
次の言葉が見つからないまま本をレジにおいて精算をしてもらう。
彼は満足気に鼻を鳴らして勝利を噛み締めてるようだ
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まむさじ(プロフ) - 暁ホームズさん» なるほど！空白を作ったり○を使うなどして検索避けや濁し等の対策を取らせて頂きますね！オリフラを建てないというルール等しか存じ上げませんでしたので参考になります！コメントありがとうございました！ (1月21日 22時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - 普通に疑問なのですけど、夢小説にユニ○ってフルで書いて大丈夫なのでしょうか？実在パークなら、本家とは関係ない夢小説故、そこで働く方達の目に留まったら、少しアレかなと思いましたので (1月21日 21時) (レス) @page4 id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ロォズさん» 西九条駅からでもいけますよ。 大阪で乗っても直接ユニバーサルに行ける場合と西九条で乗り換えないといけない場合があります。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - 龍さん» 初めての作品で文が謎になったりしてるんじゃないかって凄く不安だったんですが、そう言って頂けて本当に嬉しいです！！ありがとうございます！続きもバンバン更新しますので是非これからもよろしくお願いします!!!! (2019年4月21日 22時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 凄く面白いです！続きが楽しみですよ〜！！これからも頑張ってください応援してます(o´・∀・)o (2019年4月21日 22時) (レス) id: b1626f9a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年4月7日 4時
