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『あ、あの……』
｢綺麗な黒髪ですね｣
彼は私の黒髪に興味津々で染めるのが楽しみなのか、
私が話しているのに目を合わせず髪を見ている
｢…染めてしまえば、
元の綺麗な黒髪には完全には戻らなくなるかもしれないが大丈夫？｣
そう言えばホグワーツって髪の色変えても許してくれるのかな？
まぁ茶染め位なら許されるだろう。
『はい、大丈夫です！』
二つ返事で答えるも、私の考えを全部否定する質問が返ってきた
｢君の髪は私が合う色を決めていいかな？後悔はさせないから！｣
色を決められる？！…どうしようピンクとか虹色だったら…？
派手で個性的な看板だったし不味い方向に人生彩られてしまうのでは、と焦っていた私を無視しまさかの染髪が始まってしまった
『待って待って！ストップストップ！！』
｢前髪もカットするよ｣
話を全く聞かない小鬼は私の大切な前髪を、そして髪をジョキンと…切り落としてしまった
声にならない悲鳴が喉から出てこようとする
なんで客のお願い聞いてくれないのこの店は!!!
あぁ！ハグリッドが言ってた通りだ！
ゴブリンなんか信じちゃいけないなんて身をもって知ってしまった
ｼｭﾜｯｯと爽やかな炭酸の様な音が聞こえれば
髪は黒髪は泡に姿を消してしまった。
もう脱色が始まったみたい。
もう抵抗を止めて大人しく待っていようと目を瞑り黙り込んだ。
…お子様だからこんなことするのだろうか
チョキチョキと音が鳴ってパサパサと髪が落ちる音がする。
次に頭がホカホカするなと思えば音が止み小鬼は私に声を掛けた
｢あっという間だったでしょう…どうだい？｣
どうだい？じゃ無いよと諦めながら鏡を見た私は度肝を抜かれた。
黒髪は上品なシルバーとなり、毛先はくるんと外ハネのボブ。
率直に言うと
センスも技術も良く、最高の仕上がりだった
感動で口が開いたままﾊｸﾊｸと言葉を出そうとしても、
口が動くだけだった私を見て小鬼は笑っていた。
心の中で散々な事を言ってしまって本当に申し訳ない。
確かにハプニングにとても驚いたけど…想像以上に自分に似合っていた
髪にしか興味がなかったと言うより、
そういうお任せ専門の美容院なのかもしれない
そういえばこの時代の子達には反響が良くないのか、
店内はガラガラだった
皆知ればきっとここは名店になる筈なのにと言って、
レジにお代を置きその場を後にした
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まむさじ(プロフ) - 暁ホームズさん» なるほど！空白を作ったり○を使うなどして検索避けや濁し等の対策を取らせて頂きますね！オリフラを建てないというルール等しか存じ上げませんでしたので参考になります！コメントありがとうございました！ (1月21日 22時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - 普通に疑問なのですけど、夢小説にユニ○ってフルで書いて大丈夫なのでしょうか？実在パークなら、本家とは関係ない夢小説故、そこで働く方達の目に留まったら、少しアレかなと思いましたので (1月21日 21時) (レス) @page4 id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ロォズさん» 西九条駅からでもいけますよ。 大阪で乗っても直接ユニバーサルに行ける場合と西九条で乗り換えないといけない場合があります。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - 龍さん» 初めての作品で文が謎になったりしてるんじゃないかって凄く不安だったんですが、そう言って頂けて本当に嬉しいです！！ありがとうございます！続きもバンバン更新しますので是非これからもよろしくお願いします!!!! (2019年4月21日 22時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 凄く面白いです！続きが楽しみですよ〜！！これからも頑張ってください応援してます(o´・∀・)o (2019年4月21日 22時) (レス) id: b1626f9a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年4月7日 4時
