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それから数秒後……
｢あぁやっと動いた…流石じゃよ。
しっかりとその上を行くとはな…無言魔法見事じゃったぞ｣
張り詰めた空気が終わり、祖父は微笑んだ
『…私やっぱり先生の事おじいちゃんだなんて言えないや』
本気の祖父と杖を構えた時の迫力。
世界一の魔法使いなんだと実感させられた
相手を倒す為には軽い気持ちで挑んでは駄目だ
誰であっても…。
｢おや、それは寂しい。じゃがAはいつだって儂の孫に変わりはせん、気が向いたらまたそう呼んでくれ｣
祖父は少し寂しそうな表情を浮かべて眉を下げた
『ふふ、あくまで訓練中の話です』
コロコロと彼は笑った
その瞬間
｢やっと終わりましたか？お二人共!!!!｣と耳をつんざく怒声が私達に降りかかる
鼓膜が破れる前に彼女の怒声を魔法で小さくした
｢またか｣と祖父は小さく呟いた。
…もしかしてこれが彼がこの屋敷に帰らない理由の一つなのだろうか
｢私に魔法をかけたのですか?!ちゃんと聴こえてますか!?｣
『しっかりと聴いてるよ』
｢時計をご覧下さい！もう23時ですよ？！｣
全身に響く彼女の怒声はどんな魔法をかけても肌をビリビリとさせた
祖父は大丈夫なのか、と横を見ると
もうそこには誰もいなかった
まさか
『逃げた?!』
｢逃げた!?ではありません！もう夕飯は冷めてしまいましたよ！何度も声をかけたのに＿＿｣と長々と説教をされて部屋に戻れたのは0時だった
因みに反省しろと夕食は無しになってしまった。
食え食えと怒ったくせに。
その時窓からコンコンと音が鳴った。
フクロウが手紙を届けに来たようだ。
＿＿＿＿
よく頑張ったな
後で教科書を見てみるといい
＿＿＿＿＿＿＿＿
簡潔な内容に素朴な疑問を抱いた
『これだけ?』
透明インクで続きが書かれているのではないかと魔法をかけた。
杖の先からどんどん黒い文字が浮かび上がってくる
結果はビンゴ。
＿＿＿＿
屋敷の事じゃ。
怒って夕飯抜きになっていると思うから
後からフクロウの運んできたサンドウィッチを食べるといいぞ
P.S.これを読んでいるということはちゃんと呪文を唱えられたようじゃな
自慢の孫じゃ本当に。
夜も遅いからゆっくりとお休み。
＿＿＿＿＿＿
自慢の孫と言うその言葉に、
私が嬉しいと感じてしまってることに祖父は気が付いていたりするのだろうか
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まむさじ(プロフ) - 暁ホームズさん» なるほど！空白を作ったり○を使うなどして検索避けや濁し等の対策を取らせて頂きますね！オリフラを建てないというルール等しか存じ上げませんでしたので参考になります！コメントありがとうございました！ (1月21日 22時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - 普通に疑問なのですけど、夢小説にユニ○ってフルで書いて大丈夫なのでしょうか？実在パークなら、本家とは関係ない夢小説故、そこで働く方達の目に留まったら、少しアレかなと思いましたので (1月21日 21時) (レス) @page4 id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ロォズさん» 西九条駅からでもいけますよ。 大阪で乗っても直接ユニバーサルに行ける場合と西九条で乗り換えないといけない場合があります。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 36c73806e6 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - 龍さん» 初めての作品で文が謎になったりしてるんじゃないかって凄く不安だったんですが、そう言って頂けて本当に嬉しいです！！ありがとうございます！続きもバンバン更新しますので是非これからもよろしくお願いします!!!! (2019年4月21日 22時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 凄く面白いです！続きが楽しみですよ〜！！これからも頑張ってください応援してます(o´・∀・)o (2019年4月21日 22時) (レス) id: b1626f9a13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年4月7日 4時
