□潤 ページ10
A「んっ……んぅ///」
盗まれた心に火がついて、
自分には止められなくなることがわかって。
怖じ気づいて逃げたくなった。
だけど…
A「……じゅっ、くんっ…///」
なんて、呼んでくるから。
嫌なのかな、って思って。
――― けど、答えなんてわかってて。
潤「……嫌…?」
そのわかりきっている答えが聞きたくて、また、聞く。
A「ん−んっ……?……じゅ−くん、好き…///」
ほらまた。
その、舌足らずな声で。
そんなこと、言う。
潤「……知ってる」
そう言って、Aの口を塞ぐ。
伝えたい言葉さえしまいこんだとしても。
愛しさが、溢れてく……
だから―――
潤「A……
―――――愛してる……」
結局、言葉にする。
A「くふふっ///……私も、潤くんのこと愛してるっ///」
潤「じゃあ……もっと、声…ちょ−だい。」
そう言って、初めて。
激しくした。
けど、Aは受け止めてくれる…
潤「A……痛くない…?」
A「ふふっ、痛くないよ、大丈夫」
そう言って、柔らかく微笑む。
永遠じゃないことは、わかってる。
けど、心が勝手に踊りだすから。
このときは、自由に……
――― ユメ見よう。
潤「……、」
A「んんっ///はっ…、ぁっ///」
衝動に駆られて、舌を絡ませると。
精一杯、絡ませてきてくれて。
潤「もっ……///ほんと、好きっ……///」
A「じゅ−くんっ……///」
掠れた色の中で、
指先をなぞりながら。
絡ませながら。
――――― 楽園の果てへと、堕ちていく。
潤「んっ…///はっ…ぁ///」
A「はぁっ…///んんっ……///」
.
.
.
.
.
.
.
これは、きっと。
誰一人、壊せない。
ふたりだけの、運命。
世界中に、俺らだけ。
.
.
.
.
.
.
.
「……好き……」
.
.
.
.
.
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー嵐
和くん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つ む ぐ ＿＿ 。((元じーゅん
| 作成日時：2013年7月24日 23時
