末っ子彼女は甘えない【センラ】

デレ期(？)万歳 ページ34

センラside



2018年12月30日


今日は東京にある莉子の実家に大掃除の手伝いもかねて挨拶へ来た。


『ただいまー。』


？「お帰りー……ってちょっと！泉くんも居るじゃない！お母さん！大変、泉くん来た！！！！」

？「え！？泉くんですって！？大変！！！」


『ちょっと、声でかいよ……






　お姉ちゃん。』


「仕方ないでしょ！？大体何で教えてくれないのよ！すっぴんなんだけど！！泉くん来るなら化粧しといたのにっ！」

『教えたらうるさいじゃん、それに別に化粧する必要ないでしょ？』

「あるわよ！こんなイケメンくんなかなかいないんだから！」

？「そうよそうよ！」

『お母さんまで……二人とも結婚してるでしょ！？』

「「それとこれとは別問題よ！！」」

『解せぬ。』


家の中からドタバタと騒がしい音が聞こえてくる。

早すぎる会話のテンポに呆然としていると、菜々子さん(莉子のお姉さん)が階段を猛スピードで駆け降りてそのまま玄関まで走ってきた。

▽→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す