ウラタサンコワイ ページ32
今更年末年始系の話書きます。今更。
センラside
2018年12月28日
只今私センラは絶賛大掃除中なのですが、
『んっ、よっと。』
「うん、あの…なかなか……なかなかアクロバティックな掃除やね。」
届かないなら言ってくれればいいものを、莉子は謎のジャンプ力で解決してしまうのだ。
「届かんやったら言うてや、やったるから。」
『そんな屈辱的なこと出来ると思う？』
「どういう意味やねん、おい。」
『そもそもそんな身長変わらんやん。』
「嘘つけ変わるわ。」
え、嘘、と言ってこちらに顔を向けてくる。
「だって莉子166ぐらいやろ？」
『四捨五入したら167じゃ、ぼけ。』
「そんなうらたんみたいな事言うなや。」
『やめろ、浦田さんに殺される。』
「まぁ167あるとしても8cm違うやん。」
『いやいや8cmも違わないって、泉そんな高くないって。』
ちょっと来いや、とでも言うように手招きされたので、渋々掃除を中断して莉子の近くまで行く。
『…………。』
「…………な、何？」
じーっと下から見上げてくる…いわゆる"上目遣い"というやつが恥ずかしくなって少し目を逸らす。
しばらく互いに無言の状態が続いたが、莉子がまるで心の声が漏れたかのようにポロっとこう呟いた。
『……泉こんな背高かった？』
「……へ？」
予想だにしなかった言葉に、口から間抜けな声が出る。
『もっとちっちゃくなかった？』
「いや、変わってないけど。」
『…………あ。』
「あ？」
『もしかして姿勢の問題？』
「姿勢？あぁ猫背とか？」
『そうそう、ちょっと猫背なってみて。』
「……こう？」
『それや、ちっちゃい。』
「いや、これでも莉子より高いから。」
『もういいや。』
「自由やな。」
『早く掃除して。』
「何で俺怒られとるん？」
急に呼ばれて急に怒られるという謎展開に戸惑いつつも再び掃除に戻ろうとしたその時、
『あとさ。』
「…今度は何やねん。」
『……猫背じゃない方がかっこいい、と思う。』
「……何や、デレ期来たんか。」
『デレ期？誰が。』
「いや、何でもないわ。」
(……猫背治そ。)
そう密かに誓ったセンラであった。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年4月11日 11時) (
レス) @page42 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 優しくないですよ笑笑お体大事にしてくださいね (2019年4月21日 22時) (レス) id: b221faf80c (このIDを非表示/違反報告)
1607(プロフ) - 暁さん» え、やさし…(ｷｭﾝ)(これが恋…？)(黙れ)(すみませんでした) (2019年4月20日 23時) (レス) id: 0e1263c29f (このIDを非表示/違反報告)
暁 - ずっっと待ってます！お疲れ様です。小説よりもお体を大切にしてくださいね(o・ω・o) (2019年4月20日 23時) (レス) id: b221faf80c (このIDを非表示/違反報告)
1607(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます…！今までやれ大会だ、やれテストだ、でわたわたしてて更新できてませんでしたがもうすぐ更新しますので！どうか気長にお待ちください( >д<) (2019年4月20日 19時) (レス) id: 0e1263c29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1607 | 作成日時：2018年10月22日 8時
