▽ ページ15
莉子side
「あー楽しかったー、ただいまー。」
『ここ私の家、My house here.』
「えぇやん別にー。彼女の家はー俺の家ー。」
『完全に思考回路ジャ○アンで草。』
(…………。)
あぁ、駄目だ。どうしてもあのセンラーの子の姿がフラッシュバックしてしまう。
(駄目駄目、仕方ないんだから。)
気を紛らわそうとテレビをつけて、荷物を片付けようとしたその時、
(？！)
『…おっも。』
「知るかぁ。」
後ろからいきなりのしかかられた。
『荷物片付けたいんですけどー………おわっ！』
そしてそのまま勢いよくソファに座ったかと思った頃にはもう腕の中。
これが俗にいう
(バックハグ……なのか？)
首元にあたる髪が少しくすぐったい。
『かゆい、暑い、片付けたい、というわけで離せ。』
「うるさいわ、充電させろ。」
(充電って…。)
『今日さんざんセンラーの可愛い子と握手したじゃん。』
「そうやけどー。確かにセンラーの子は好きやけどー、可愛いけどー。」
『っ、じゃあいいじゃん別に。』
「でもそれは"センラ"としての好きやしー？莉子に対しての好きとはまた違うしー？」
『…………………。』
「"俺"が好きなのは莉子やしー。」
そういうわけやから充電、と言ってまた顔を
かなり大きめにしていたはずのテレビの音が全く耳に入ってこない。
(………あんなに不安だったのに。)
その一言だけでこんなにも安心する、幸せになる。
『泉。』
「お、なんや急に。」
今くらい
『…好き。』
素直になってもいいですか。
*．゜.。*゜．。*゜.．゜*。．
センラside
(え、今。)
「っも、もう一回！」
『やだね。』
ポカーンとしている間にするりと腕の中から抜け出してスタスタと歩いていってしまった莉子。
「頼むっ、名前呼びだけでも……！」
『一生呼ばない。』
「ｴﾝﾀﾞｧｧｧｧｧｱ！！！」
うるっさ、と耳を塞いでいる。
(今のはまじで萌える。録音しとけば良かった…。)
『…何を考えてんのか知らないけどクソキモいよ、顔。』
「幸せに浸ってるんですぅー。」
『ちょっと何言ってるか分かんない。ていうかお風呂沸いてると思うから泉先に入ってきて。』
(…！！)
「………ツンデレ最高ぉぉぉぉぉぉ！！！」
『さっさと行けや胸毛。』
この後ものすごい軽蔑した目で見られた。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年4月11日 11時) (
レス) @page42 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 優しくないですよ笑笑お体大事にしてくださいね (2019年4月21日 22時) (レス) id: b221faf80c (このIDを非表示/違反報告)
1607(プロフ) - 暁さん» え、やさし…(ｷｭﾝ)(これが恋…？)(黙れ)(すみませんでした) (2019年4月20日 23時) (レス) id: 0e1263c29f (このIDを非表示/違反報告)
暁 - ずっっと待ってます！お疲れ様です。小説よりもお体を大切にしてくださいね(o・ω・o) (2019年4月20日 23時) (レス) id: b221faf80c (このIDを非表示/違反報告)
1607(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます…！今までやれ大会だ、やれテストだ、でわたわたしてて更新できてませんでしたがもうすぐ更新しますので！どうか気長にお待ちください( >д<) (2019年4月20日 19時) (レス) id: 0e1263c29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1607 | 作成日時：2018年10月22日 8時
