9話 ページ9
ホグワーツに着き、パンジー達には先に行くように言い
列車のカーテンを、全部閉める
なにを、企んでいるのかは知らないが無性に腹が立ってきて杖を構える
マ「盗み聞きは失礼だとママに教わらなかったのか、ポッター
ペトリフィカストタルス！！」
((ガタン！！！
何かが落ちた
ふん…やはりな
見えなかったが、ポッターのやつ
透明マントで身を隠していた
ポッターは、固まって横たわっている
マ「そうか
ママは、お前が赤ん坊の頃に死んだんだったな」
父上の、恨みもあるからポッターの顔を踏みつけてやった
マ「父上の恨みだ
ロンドンまで戻れ」
と、再び透明マントでポッターを隠す
いい気味だとすっきりして、列車を降りると
外には、ずっとずっと会いたかった人がいた
「ドラコ！」
僕に会えたことがそんなにも、嬉しいのか
満面の笑みで、僕の名前を呼んでくれる恋人がこっちに小走りでやってくる
マ「A…」
「久しぶりね
そうだ、ドラコ
ハリー知らない？」
((ｽﾞｷﾝ
会って早々、ポッターかよ
何故だか、僕は心が少しだけ痛くなる
マ「知らないな
それより、何でこんなところで待ってたんだ
こんな夜道で、1人だなんて危ないだろ」
まさか…僕のことを
「ハリーたちと一緒に、コンパートメントに乗ってたんだけど
途中で、ハリーどこかへ行ってしまって
荷物も置いたままだったし、降りてくるの待ってたんだ！
やっぱり見かけないし、先に行ったのかな…」
くそ……なんだ…僕じゃなく、ポッターのことを待ってたのかよ
心がざわざわとする
マ「そうか
1人じゃ、危ないし
行くぞ」
僕らは、一緒に学校へ向かう
久しぶりに会ったAは、更に髪が伸びていてそれを1つにまとめている
顔立ちも大人ぽく、凄く綺麗になっていて1つにまとめている髪の毛がものすごく色っぽくてドキドキが止まらない
抱きしめたい、抱きしめてキスしたいAに触れたいと欲が溢れてしまう
夏休みが終わり、すぐに触れられるところにいるのに
左腕に刻まれた印が、頭の中を過ぎってしまいAに触れることが出来ない
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
