7話 ページ7
マルフォイ目線
この、夏休みは僕の生活を大きく変化することになった
父上は、去年例のあの人の命令を台無しにしてしまいその罰としてアズカバンに放り込まれてしまった
母上は、例のあの人に取り戻したいと頭を下げてお願いをしていた
そしたら…例のあの人は、僕のことを見て
僕を、死喰い人の仲間にいれ
そして
ダンブルドアを、殺せと命令をされた
左腕には、デスイータの印をとうとう付けられて
その、印を目にする度に足がすくんでしまう様な恐怖におちいってしまう
ダンブルドアを殺せ……か
成功したら、父上は解放してあげるとの命令を受けた
母上は、この上なくショックを受けていた
僕が、万が一失敗した時やバレた時の為にとスネイプ先生に僕のことを守ると、母上と”破れぬ誓い”を交わしてきたと言われた
失敗してはならない……次、失敗を犯せば今度は僕自身や家族が殺される
そんな、重い責任を任された僕は毎晩眠れない夏休みを送ることになった
どのようにして、ダンブルドアを殺したらいいのか
また、デスイータをホグワーツに来させる為にどうにかしろとも叔母のベラトリックス・レストレンジに命令された
ダンブルドアのことは、別に僕にとってはなんとも思わない人物
殺人を犯す
考えるだけで、手の震えが止まらなく冷や汗をかいてしまう
母上と、何度も話をしてどうしたらいいのか頭を抱え込む
母上は、スネイプ先生を頼りなさいと言われたが 何故だか分からないが、心の底のプライドなのか
先生には頼りたくないと思ってしまう
そんなことを、考えているうちに夏休みは終わり
学校に帰る日になる…
重たい体を起こして、列車に乗る
いつものように、パンジーやクラッブとゴイルも乗り込んでくる
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
