君がいるから僕は恋をした【ドラコ・マルフォイ】18『謎のプリンス』 (ページ36)

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36話ページ36

マルフォイ目線

展望台のところに行き、外を眺めている

やってしまった

僕は、この間ケイティ・ベルに錯乱の呪文をかけて呪いのネックレスをダンブルドアに渡すように仕掛けた

だが、それは失敗しダンブルドアを殺すことが出来なかった

ケイティ・ベルがネックレスに触れてしまい、危うい状態になっていたと耳にする

僕は、あと少しで関係の無い人を殺すところだったと気づき

冷や汗が止まらない、ものすごい恐怖に襲われていた

そんな思いを抱えたまま、キャビネット棚は上手く修理することが出来なく焦りが出てきた

そんな中、この間パンジーとAに心配され

僕が、シーカーを降りたと言ったらAに凄く心配された

その時の僕は、もう心に余裕が無くなったせいなのか勢いでAに別れよと言ってしまった

なんてことを…なんてことを、僕は言ってしまったんだ！！！

精神的に追い詰められてるからといって、ゆういつ僕に光を差し出てくれる人を自ら手放すなんて

もう、二度と傷つけないそばに居ると約束したはずなのに

自分がしたことを、酷く酷く後悔をしている

一旦冷静になって、Aともう一度話そうと決めて

展望台で、なんて謝ろうと考えに行こうとしたら

廊下でポッターと、Aが抱き合ってるところを見てしまった

僕は頭から血が登りそうなほど、怒りが湧き上がって

自分の気持ちが、壊れていくのがわかった

けど、こんなことになってしまったのは自分のせい

僕が、Aのこと手離してしまったから
他のやつに手を出されてしまった

僕は決めた

もう、こんな思いをしたくない

いい加減けじめを付けなければと思い

マ「ふん、そうだな
アオイの言う通り

僕達は、もうなんの関係もないんだ

僕達は、住む世界が違った

だから、君を捨てたんだ

良かったな、選ばれしハリーポッターに好かれて」

本当は、こんなこと言いたくない
思ってないのに

口から出てくる言葉が止まらない

この夜僕は、自らこの恋心に終止符をうった