29話 ページ29
マク「三本の箒の店を入る前は、ケイティはこれを持っていたのですか？」
リ「ケイティは、途中でトイレに行って 戻ってきた時に包みを持ってました。
届けるのが役目だって」
マク「誰に届けるんです？」
リ「ダンブルドア先生に…」
マク「よく分かりました、おゆきなさい。
全く、どうして事件が起こるたんびにあなた方4人なのです。」
「そう言われましても…
たまたま、偶然そこの場に居合わせただけで」
ロ「僕もそのこと、6年間ずっと不思議に思っていました」
スネイプ先生もこちらにやってくる
スネ「ケイティ・ベルは、命拾いしましたな」
ハリー「呪いのせいです。
ケイティは、クィディッチ以外では、虫も殺せない
ダンブルドア先生に届けるなんて、誰かに操られていたんだ」
マク「呪いが掛かってました」
ハリー「マルフォイだ」
「ハリー？！」
マク「それは、ゆゆしき告発ですよポッター」
スネ「いかにも…
では、証拠は？」
ハリー「わかるんです」
「ど…どうしてよハリー！
ドラコは、三本の箒にでもいたっていうの？」
ハリー「ああ、もちろんいたよ
僕は見たよ」
スネ「ただ…わかると？
驚くべき才能だなポッター
並のものには、到底望むべくもない才能だ さぞかし気分は良かろう？」
スネイプ先生は、嫌味たっぷり吐きハリーを睨みつける
マク「さぁ、もう寮にお戻りなさい4人とも」
私たちは寮に戻る
「ねぇ、ハリーどういうこと？
ドラコが、呪いをかけたネックレスをケイティに渡したって言うの？」
ハリー「ああ…
ここのところ、あいつ怪しい行動ばかりしてるんだ
授業はサボるわ、クィディッチもシーカーを降りたと聞いたんだ
それに…忍びの地図も見てたんだけど…あいつ、夜中にどこかへ行っているところを見たんだ」
「そんな…
あ…でも」
そういえば、私がドラコの左腕に触れようとしたらドラコはものすごい勢いで左腕を庇うかのような振る舞いをしていたのを思い出す
ハリー「ん？なにか心当たりでもあるの？」
「う…ううんなんにもないよ
私には……もう、関係のないことになっちゃったからさ」
うん…そうだよ
私とドラコは、もうなんにもない関係になったんだ
ただの、同級生になったんだ
忘れなきゃ忘れなきゃ……
1人でベットに横になり
ちぎれてしまった、ネックレスを握りながら再び涙を流す
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
