23話 ページ23
ホグズミードに行く準備をする
ドラコから、手紙も何も来ていない
大広間にも姿は見えなかったから
、スリザリンの寮に向かう
「ハーマイオニー
ちょっと、ドラコのところへ行ってくるね
誘ってくれたのにごめんね」
ハー「大丈夫よ
じゃあね」
スリザリンの寮に着く
「うーん…どうやって入ろ」
合言葉が無いと入れない
周りを見ても誰もいない
誰かが来るまで、入口のところで待っている
「うぅ〜
今日は、冷えるね」
もう少し厚着をしてくれば良かった
何分か経ち、入口のドアが開いた
マ「え、A…」
運がよく、出てきた人はドラコだった
「おはよ、ドラコ
昨夜、手紙を送ったんだけど
読んでくれたかしら？」
ドラコは、少しだけ黙り込む
マ「いや…
届いていない」
「あれ？
ホワイトが落っことしちゃったのかな
まぁ、いいわ！今日は、ホグズミードに行く日だよね
一緒にどうかしら？
ドラコも、少しはリフレッシュした方がいいかなと思って」
ドキドキして、ドラコの返事を待つ
マ「あー…
悪いが、今日はやめておく
手紙も…
しばらく出さないでくれ」
「ドラコ…
本当にどうしちゃったの？
私…何かドラコを怒らせようなことしちゃった？」
マ「……
いや、君は何も悪くない」
「じゃあ、どうして
私の事、避けるの？
テラスに行ってもいつも居ないし
授業も出てないようだし、手紙も出さないでって…
どうやって、ドラコに声をかけたらいいのか私
分からなくなったよ
ねぇ…ドラコ
教えて？何をしているのあなたは」
知りたい
あなたが、何に苦しんでいるのかを
私も、その苦しみを一緒に背負いたい
力になりたいよ
これ以上、あなたが元気がないのが辛いよ
ドラコの左手をぎゅっと握る
マ「っ！！！((バッ！！」
手を握った瞬間、ドラコは離れた
拒絶されてしまった
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
