22話 ページ22
マルフォイ目線
キャビネットの修理をしているが、手こずっている
キャビネットが、上手く使えるまでは他の作戦で手を打たなければ
この間、ボージン＆バークスで購入した呪いがかかっているオパールのネックレスをダンブルドアにどう渡すか考える
服従の呪文を使って、他の人から奴に渡るようにしようと考えた
明日は、丁度ホグズミードに行く日だ
そこで、作戦は決行しようと考える
誰にも見つからず、キャビネットを修理しているが
夜遅くまでかかることも、何日か続き
精神的に追い詰められているせいか、夜は全然眠れず食事も喉を通らなくなってきて
パンジーに、必要以上に心配されてしつこく僕にまとわりついて来てうんざりしていた
クィディッチも、なんだかやる気が無くなってしまいスリザリンのハーパにシーカーを譲った
何より、後悔してることは
今日、Aに怒鳴ってしまったことだ
マ「はぁ…
なんてことを言ってしまったんだ僕は…」
疲れや寝不足や、精神的に参っているからって大切な人にあんなことを
Aは、僕の何かを察してくれて必要以上に何があったのかは聞いてこようとはせず
優しく僕を受け入れてくれた
こんなことは、良くないとわかっているが
この、任務を果たさないと
父上は、戻って来られないどころか…僕や父上や母上が、例のあの人に殺される
そう、考えるともう前のようにAとゆっくり一緒にいることが出来なくなった
殺人を犯そうとしている僕を…心配してくれる君には、申し訳なさすぎる
優しくされればされるほど、辛くなってきてしまう
すると、部屋からAの梟が飛んできて手紙を置いていく
マ「……」
手紙の中身が気になる
けど、僕は中身を見ずに捨ててしまった
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
