20話 ページ20
マ「やめろパンジー
Aの前で話すな」
パ「けど！心配で…」
「そ、そうだよドラコ…
そんなにやつれたところを見たら誰だって心配するよ
それに…クィディッチのシーカー降りるって、本当なの？
あんなに、クィディッチ好きだったのに
私…毎年、ドラコが試合に出るの楽しみにしていたんだよ
怪我でもしちゃった？」
ドラコは、歯を食いしばって何かを我慢していたように見えた
マ「うるさい！君がどう思うか知ったことないだろ
僕が決めたことだ、僕の好きにさせろ！
頼むから…2人とも、僕に構うな！」
え…
なにそれ…
私……なにかしちゃった？
何故、ドラコを怒らせてしまったの
パ「ちょ！あなた、Aに謝りなさいよ！
恋人でしょ！」
「い…いいよパンジー
私は大丈夫だから
ドラコも、きっと体調があまり良くないんだよ
そうだよね
ドラコ…ごめんなさいね勝手なこと言って
でも、もし何か力になれることあったら頼って」
クラッブと、ゴイル何か言いたそうにしてたがドラコに引っ張られてどこかへ行く
パ「もう！
なんだか、前のドラコに戻っちゃったみたいだわ
Aと付き合ってからは、あんな風に荒れているところなんか見たことないのに
にしても、Aは優しいね
あんなキツいこと言われたのにさ」
「………そんなことないよ
私なんて……何も出来ないからこんなことしか、言えないだけだよ」
ドラコ…本当にどうしちゃったの
確かに、お父さんがアズカバンに放り込まれてショックなのは痛いほど分かるよ
けど、それとは別にドラコは何か重い何かを抱えててそれがドラコを苦しめているように見えた
そっか…ドラコ今年は、クィディッチに出ないのか
なんだか、寂しいな
やっぱりちゃんと、ドラコと2人きりで話そう
今度、時間ありそうな時にフクロウを送ろ
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作者名：いのっち | 作成日時：2023年3月29日 13時
