検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:6,180 hit

107.みんなのために__. ページ7

「ねぇ、太輔。…大丈夫かな?」






「え?何が?」








「瑠夏。正気だといいけどなーって。」







「まあ、正気でいてくれないと、俺らが来た意味がないよ(笑)」








「…え?」










太輔は、いつもみたく、バカだなとは言わなかった。









「俺らさ、ただ、山田を見舞うためだけにわざわざここに来たんじゃないだろ?山田を襲ったのが本当に、あの千手観音かどうか確かめないと。」




「…太輔…。」







その言葉には、





『俺が悪霊をどうにかしてやる。』




という意志が入っているように思えた。





太輔も、一緒に戦おうとしてくれていた。




自分の為じゃなくて、みんなのために____。

108.お見舞い。→←106.いい薬。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:M 1 R A 7. | 作成日時:2020年6月18日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。