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53.孤独の辛さ。 ページ3
「別に、誰かに正義のヒーローになって欲しかったわけじゃないの。身体を張って、やめろ、なんて言ってくれなくて良かった。でも、………一言……欲しかった。」
「なんて？」
「大丈夫。頑張れ、負けるな、って。誰かに言って欲しかった。1人でいるのが、1番嫌だった。誰かに、支えて欲しかった。」
「………」
「そんな人がいたら、その人のために生きていたい…って思える人がもし居たとしたら、自○なんてしなかったかもな。例えば彼氏がいた、とか。」
なーんてさ、いまさらそんなこといったって、私はとっくに死んでるから、もう遅いんだけど。
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作者名：M 1 R A 7. | 作成日時：2020年5月23日 17時
