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68.冷たい先生。 ページ18

「おい何やってるんだ。早く席につけー。出席とるぞー。」









咲良子がチッと舌打ちをして、自分の席に戻っていく。









北山くんもひょうひょうと席に座り、太輔は黙って、机の上にカバンを置いた。









…弥子だけ、まだ廊下で1人突っ立っている。









「どうした、大原?教室はいらないのか?」







「………」









「入らないなら、遅刻扱いにするぞ。」









「…………嫌です。」









「そうか、じゃあ早く入りなさい。」









横尾先生に冷たく言い放たれ、弥子はうなだれたまま席に着いた。

69.庇った理由。→←67.謝れよ。



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作者名:M 1 R A 7. | 作成日時:2020年5月23日 17時

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