日常を、あなたと (ページ3)

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純「は〜〜〜、ほんまに疲れたな今日、、ゆっくり寝れそうやわ」

純喜のベッドに2人で横になる

純「…それに今日は横にAもおるしな？
抱き枕にしたる！」

そう言ってふざけて私の身体に手も足も巻きつけてくる

　

「ねえ(笑)苦しい(笑)」

　
でも、
純喜に抱きしめられるのがなんだか久しぶりな感じがして

素直に嬉しかった

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ふあぁ…と、大きなあくびをすると

純「もう眠いんやろ？(笑)
めっちゃ目ぽやぽやしてんで」

「うん、(笑)もーねむい」

純喜も寝よ、と声をかけて

ベッドサイドの電気を消そうと反対側を向こうとすると

純「Aこっち向いて？」

少し上体を起こして

彼は私の左瞼にキスを落とす

なにそれ、

かっこよすぎだよ

純「…かわい、A」

純喜の声ももう眠たそうじゃん、

「…おやすみ、純喜」

いつも恥ずかしくて言えないけど

別に今日も特別言ったりしないけど

おやすみ、に大好きだよ、の気持ちを込める

私の頭上に腕を伸ばし電気を消してくれる彼

そのままふわふわと髪を撫でられる

純「……1年、付き合ってくれてありがとう、

1年前の大学祭で、勇気出してAに告白してほんまによかった」

好きやで

ぽそっと呟く彼に、少しだけ身を寄せる

私も好き、

恥ずかしいけど、やっぱり言葉にしてみようかな

そう思った時には

隣から聞こえてくる

くぅくぅと規則正しい寝息

見上げると、

少し口が開いた愛おしい寝顔

当たり前に隣にいてくれる彼からもらう幸せを

これからも2年、3年、ずっと

大事にしよう

私も彼に何かを与えられる存在でいよう

半分寝ている頭でぼんやり考えながら

眠りについた

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