キミの嘘

Ep35+ ページ40

Aから話したい事があるって




真面目に言われて、じゃあカフェで会って話そう




って事になって会って言われたことは





自分にとって衝撃が強くて





だって、裕太くんだけが好きだと思ってたから






｢ そっか、裕太くんにはいつかちゃんと言うでしょ? ｣





｢ もちろん、ちゃんと報告はする ｣






裕太くんショック受けるだろうな。




まだAのこと好きでいるのを本人は知らないから





切なくなった。






｢ んで、その子どんな感じなの？ ｣




｢ んー、関西弁の大型犬？ ｣





｢ え？笑 ｣





｢ 関西弁の大型犬だよ。 ｣

｢ 裕太くんより背が大きいの、｣






｢ そうなんだ、笑 ｣

｢ Aは飼い主なのか、笑 ｣







｢ そう言うことじゃなくて笑 ｣

｢ 本当にいい人だよ、裕太ぐらい。 ｣

｢ 比べるのはダメって分かってるけど ｣

｢ 裕太と違う所を見ると、こうだったなとか思い出しちゃうんだ、 ｣









｢ ………それでいいと思う、今は。 ｣

｢ だってあんなに裕太くんのことを好きでいたのに ｣

｢ 急に嫌いになるなんておかしいから ｣

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