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面会と悲劇1 ページ23
智美side
智「A、そんなところにいたら危ないよ。」
A「だいじょーぶー。」
智「もー。(笑)」
？「注意してる割には嬉しそうじゃん。(笑)」
智「うわぁ！優子。(驚)
いつからいたの？っていうか、入り口から来なかったよね？」
優「うん。ずっと病棟にいたよ。(笑)
・・・久しぶりだもんね。」
智「・・・うん。」
優子が私の隣に立って、しみじみと言った。
A「ねぇー、まだー？」
優「もうすぐだと思うよ。」
A「んふふっ♪」
Aが待ち続ける人。
それは・・・Aのお母さん。
実は、Aの家庭事情はここで入院中の子たちとは違っている。
他の子供たちの良心は頻繁に面会に来る。
だけどAのお母さんは、シングルマザーで海外で働いているから、なかなか会には来れないんだ。
今日は半年ぶりの面会の日だ。
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作者名：りん | 作成日時：2021年1月13日 13時
