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絵本の国2 ページ14

陽菜side
私だって絵本の国がないことぐらいわかってる。
ただ、子供のこういう想像力って言うか、そういうのを大切にしてあげたいなって。(笑)
最近は体調もいいし、ちょっとした気分転換にもなるし。

敦「A、はるちゃんの言うことちゃんと聞くんだよ?」
A「うんっ♪」
優「何かあったら連絡して?」
陽「オッケー。
じゃぁA、行こっか。」
A「うん!」
Aの手を握って、駐車場に向かった。
陽「乗ってねー。」
A「はーい。」
Aを車に乗せて、シートベルトをする。
ここから車で15分ぐらいに、絵本の専門店があるんだよね。

陽「着いたよー。」
A「わぁーい!」
陽「よいしょ。
・・・よし、行こう。」
車の鍵を閉めて、お店に向かった。
陽「A?一つお約束。」
A「ん?」
陽「絵本の国に入ったら静かにね。
帰ってくださいって言われたら大変でしょ?」
A「うん!(コクン)」
私の話を一生懸命聞いて、大きく頷いたA。
店内であんまり騒がれると困るからね。(苦笑)

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作者名:りん | 作成日時:2021年1月13日 13時

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