武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:3,468 hit

資料と杖が90 ページ8

恐らく、後、数分で変身術の効果が切れる

其れ以前に…兎に角、話を繕わなければ

『此処に長居をする訳にもいくまい、俺様はもう去る。キャロル…御前は引続き任務をこなせ』

キ「承知致しました、我が君」

何をやっているンだ、太宰！御蔭で私は今直ぐ去ることになって仕舞ったじゃないか！

チッ、仕方無い。出来るだけ自然に急いで立ち去る様に見せ掛けよう。そうすれば、太宰が何か仕掛ける筈

段々、キャロルから離れて距離が出来る

__待て待て、何かが此方に向かって走って来る。手には…短刀(ナイフ)？しかも、私の物だ。何故？

そして走っている奴は背格好から察すると太宰か？何をする気だ？益々、判らない

太宰が私に短刀を振り翳す…真逆、操られて？既にキャロルに気付かれていたのか？

否、違うな。此奴、一瞬だけ目配せをした。摺り抜けろと云う事か！

キ「我が君っ！」

太宰がしようとしている事が判った

私が襲われた様にして見せるとキャロルは自然と襲った奴に意識が飛ぶ、其の隙を狙って私が攻撃をする、という策か

手が戻っている…仕舞った、変身術が解けた。だが、もう問題は無いだろう

『異能力伊豆の…』

キ「異能力不思議の国のアリス！」

あ、拙い。先に異能を使われた

『太宰、異能を！』