武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ7)

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資料と杖が89 ページ7

如何だ？何かしらの影響が有れば、屹度…

キ「…ダ、ダンブルドアは……未だ、殺せて居りませぬ…」

上手く操れた。其れにしても、ダンブルドアを殺す事が目的だったのか、成程

情報は手に入った。是非とも直ぐに捕まえたいが、今、私は例の彼の人に化けている。何時も通りに行動してはいけない

『そうか』

キ「申し訳御座いません、我が君…どうか、私に時間をください！…そうすれば屹度…」

任務が失敗したと云う報告をされた挙句、赦しを請われる。彼の人ならこうするだろう、違法(・・)だがやるしか

『クルーシオ(苦しめ)！』

キ「あぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッっ！！」

駄目だ、如何しても軽い優越感(・・・)を覚えて仕舞う。此れだと前と同じ(・・・・)じゃァないか…

拷問はやらないようにと心掛けたが私には無理みたいだ

そろそろ、呪文を解かないと先に進まないな。それに時間が限られている

『起きろ。失敗した事は赦さぬ。しかし、俺様は慈悲深い……御前にもう一度だけ機会を与えよう』

自分で云って置きながら凄く嫌だ…

キ「有難う御座います……我が君……御慈悲を…御慈悲を感謝致します」

『此れからはもっと忠実に使えるようにしろ』

さァ、如何しよう？新しい指示でも出して置こうか

『それと、だ。此の城にはハリー・ポッターが居るな？』

キ「そうで御座います」

『ダンブルドアだけでなく、奴も殺せ。…判ったな？』

キ「勿論で御座います」

段々、自力で甲高い声を出す事が辛くなってきた。それに第一、話が続かない

疾く、勘付かれない裡に奇襲を仕掛けて欲しいものだ

疾くしろ、太宰！