武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ49)

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資料と杖が131 ページ49

フォークスがポッター君の前へ飛び羽をパタパタいわせる。何を云いたいンだ？

ウ「捕まれって云ってる様に見えるけど……でも鳥が上まで引っ張り上げるには、君は重すぎるな」

ポ「フォークスは普通の鳥じゃない……皆で手を繋がなきゃ。ジニー、ロンの手に掴まって。ロックハート先生は__」

ウ「君の事だよ」

ポ「ロックハート先生は、ジニーの空いている方の手に掴まって。スリザリン先生はロックハート先生の手を」

ロックハートと手を繋ぐのか、嫌悪感しかないな

Mr.ウィズリーがポッター君のローブの背中の辺りに掴まり、ポッター君はフォークスの尾羽を掴む

…異常な程に躰が軽くなった気がする。フォークスの魔法か？

子供3人、大人2人は重いだろうに風を切ってフォークスは上に向かって飛んでいく、魔法動物というのは興味深いな

ロ「凄い！凄い！まるで魔法の様だ！」

記憶をすっかり失ったロックハートは子供の様な反応しかしない。ずっと此の儘で善いンじゃないだろうか

__ほんの数分で女子トイレに戻れた。全員、無傷ではないが生きている

フォークスが廊下を先導してマクゴナガル先生の部屋へ案内した

が、直ぐにポッター君以外は学校に戻ってきたダンブルドアに部屋を追い出されて仕舞い、今は医務室だ

ポ「全く、怪我をする程度で済んで善かった。ですけれど、貴方、頭の傷は派手にやりましたね」

『直ぐに治して呉れるンだろう？』

ポ「ええ、一瞬ですよ。でも、やり過ぎです」

『__石になった生徒と、…太宰は此れから蘇生を？』

ポ「今から丁度、蘇生をしようという時に貴方達が来て此の状態です」

Mme.ポンフリーは怒り口調で話しているが、問題が解決されて安心している雰囲気が隠せていない

『だが、もう安心…でしょう？』

ポ「そうですね。本当に善かった」