武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ48)

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資料と杖が130 ページ48

石像の足許でローブを着たMs.ウィズリーが動いている。善かった

ウ「ハリー__あぁ、ハリー__あたし、朝食の時にあなたに打明けようとしたの。でも、パーシーの前では、い、云えなかった

ハリー、あたしがやったの__でも、あたし、__そ、そんな積りじゃなかった。う、嘘じゃないわ__リ、リドルがやらせたの。あたしに乗移ったの__そして__

一体如何やって彼れをやっつけたの__あんな凄いものを？リドルはど、何処？リドルが日記帳から出てきて、其の後の事は、お、覚えていないわ__」

ポ「もう大丈夫だよ。リドルは御終いだ。見て御覧！リドル、其れにバジリスクもだ。おいで、ジニー。疾く此処を出よう__」

出口にMr.ウィズリーとロックハートを置いて着たが、岩塊は崩れているだろうか？

ウ「あたし退学になるわ！あたし、ビルがホグワーツに入ってからずっと、此の学校に入るのを楽しみにしてのに、も、もう退学になるんだわ__パパやママが、な、何て云うかしら？」

退学、か…

『否、ダンブルドアが何とかするだろう。退学の可能性は低い』

ウ「ほ、本当？」

『今回は仕方の無い事例だったからな』

__やっと、出口だ

ポ「ロン！ジニーは無事だ！此処にいるよ！」

ウ「ジニー！生きてたのか！夢じゃないだろうな！一体何が有ったんだ？」

Ms.ウィズリーがしゃくり上げる。ほんの11歳でこんな経験をしたンだ、仕方無い

ウ「でも、ジニー、もう大丈夫だよ。もう終わったんだよ、もう__彼の鳥は何方から来たんだい？」

フォークスが後方から飛んでくる

ポ「ダンブルドアの鳥だ」

ウ「其れに如何して剣なんか持ってるんだ？」

ポ「此処をでてから説明するよ。でも__後にして

ロックハートは何処？」

ウ「彼方の方だ。調子が悪くてね。来て見て御覧」

先刻とは打って変わって大人しく鼻唄を唄っている

ウ「記憶を無くしてる。［忘却術］が逆噴射して、僕達でなく自分にかかっちゃったんだ

自分が誰なのか、今何処に居るのか、僕達が誰なのか、チンプンカンプンさ

此処に来て待っているように云ったんだ。此の状態で1人で放って置くと、怪我したりして危ないからね」

ロ「やあ、何だか変わった処だね。此処に住んでいるの？」

ウ「否」

ポ「如何やって上まで戻るか考えてた？」

配管を傳って戻るのは難しいだろうな、如何したものか…