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資料と杖が125 ページ43
確か、乱歩さんがギルド戦の時にこう云っていた
「此の様な状況では真実が1番効く」
だとすれば、リドルの云う事は嘘では無いかもしれない
リ「ジニーは初めのうち、自分がやっている事を全く自覚していなかった
御蔭で、中々面白かった。暫くして日記に何を書き始めたか、君達に読ませてやりたかったよ……前よりずっと面白くなった……
［親愛なるトム__あたし、記憶喪失になったみたい。ローブが鶏の羽だらけなのに、如何してそうなったのか判らないの
ねえ、トム、ハロウィーンの夜、自分が何をしたか覚えてないの
でも、猫が襲われて、あたしのローブの前に
ねえ、トム、パーシーがあたしの顔色が善くないって、何だか様子が可笑しいって、しょっちゅうそう云うの。屹度、あたしを疑っているんだわ……
今日も又1人襲われたのに、あたし、自分が何処に居たか覚えて無いの
トム、如何したら善いの？あたし、気が狂ったんじゃないかしら……
トム、屹度、皆を襲っているのは、あたしなんだわ！］」
『それで？』
リドルを話に夢中にさせれば少しは油断する筈…
その隙に攻撃を仕掛けて、ポッター君とMs.ウィズリーを連れて部屋を出よう
戦いになるだろうが、私が時間稼ぎをすれば善いだけの話
念の為に愛用のウェブリー・リボルバーを持って来て善かった…
幽霊と云えども先刻、杖に触れていた。故に弾が効く可能性は無きにしも非ず
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作者名：アルゲディ | 作成日時：2024年2月4日 21時
