武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ40)

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資料と杖が122 ページ40

リドルの周りにはぼんやりとした光が漂っている様に見えるが、何かの魔法か？

ポ「君は幽霊(ゴースト)なの？」

リ「記憶だよ。日記の中に、50年間残されていた記憶だ」

50年間？眼の前に立っている奴がホグワーツ特別功労賞を授与された彼のトム・リドルの記憶？

ポ「トム、扶けて呉れないか。此処からスリザリン先生と一緒にジニーを運び出さなけりゃ

バジリスクが居るんだ……何処に居るかは判らないけど、今にも出てくるかもしれない

御願い、手伝って……」

リ「スリザリン？君の姓はスリザリンか？」

『嗚呼、そうだ』

何か問題でも有るのだろうか？

リ「そう」

『ポッター君、私がMs.ウィズリーを連れていこう。ウィンガーディアムレヴィオーサ』

ポ「有難う御座います__あれ？君、知らないかな、僕の__」

リドルがポッター君の杖を弄んでいる、勿体振らずに渡せば善いものを

ポ「有難う」

未だ、渡さない。此方は疾くして欲しいのに

ポ「聞いてるのか。此処を出なきゃいけないんだよ！若しバジリスクが来たら……」

リ「呼ばれる迄眼は、来やしない」

呼ばれる迄？如何してそんな事を知って？真逆…

ポ「何だって？さあ、杖を寄こしてよ。必要になるかもしれないんだ」

リ「君には必要にはならないよ」

『Mr.ポッター、其奴から離れろ』

ポ「え？」

リ「嗚呼、君もだね、アクシオ」

危ないッ！Ms.ウィズリーを浮かせていたのに杖を取られた。地面に衝突する前に抱留めた故、善かったものの…

此奴(リドル)は何をしたい？