武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ39)

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資料と杖が121 ページ39

細長く奥へと延びている薄明りの部屋

此処が皆の恐れる…我が先祖の作った［秘密の部屋］

道は奥へ繋がっている様だ…

周りに建てられている石の柱には蛇が彫刻されているが、本物の蛇は疎かジニー・ウィズリーすら居ない

何処に隠した？

此処が最後の柱…天井に届きそうな高い石像。誰の石像だ？

年老いた猿の様な顔、細長い顎髭…サラザール・スリザリンだな

ポ「ジニー！」

あッ、拙い、石像より重要な事が有った…

ポ「ジニー！死んでいちゃ駄目だ！御願いだから生きていて！」

『診せて呉れ』

脈は未だ有る…外傷は無し…だが、冷たいな。石になっていないだけマシだとは思うが

与謝野さんが此処に居れば、何とか直ぐに処置は出来るのに

ポ「ジニー、御願いだ。目を覚まして」

？「其の子は目を覚ましはしない」

誰だ？発言からして黒幕か？聞いたことの無い声だ。何方にせよ、信用は未だ出来ない

ポ「トム__トム・リドル？」

トム・リドル？確か、ホグワーツ特別功労賞の？否、同姓同名の可能性も有り得る

ポ「目を覚まさないって、如何いう事？」

『知合いか？』

リ「嗚呼、一寸した知合いだ」

ポ「ジニーは真逆__真逆__？」

リ「其の子は未だ生きている。しかし、辛うじてだ」

如何して此奴はそんなに断言出来るンだ？