武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ32)

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資料と杖が114 ページ32

色々なモノが部屋に散乱していて、トランクの中に突っ込まれている。逃げようとしていたのは間違い無い

『大した度胸だなァ？デカい口を叩いて置きながら逃げる？御立派だ』

ロ「別に、そんな訳では__それにだね、ポッター君…本は誤解を招く」

ポ「御自分が書かれたのに！」

ロ「まあまあ坊や。一寸考えれば判る事だ。私の本があんなに売れるのは、中に書かれている事を全部私がやったと思うからでね。若しアルメニアの醜い魔法戦士の…__」

又、長ったらしい鼻持ちにならない話か。今回ばかりは今迄のイカサマの暴露だが…

…話が終わると共に片付けも終わったようだな

ロ「却説と。此れで全部でしょう。否、1つだけ残っている」

何をする心算だ？

ロ「坊っちゃん達と御嬢様には気の毒ですがね、［忘却術］を掛けさせて貰いますよ。私の秘密をペラペラ其処等中で喋ったりされたら、もう、本が1冊も売れなくなりますからね…」

こんな時まで本に執着するのか

『異能力伊豆のおど…』

ポ「エクスペリアームズ」

先を越された…

ポ「スネイプ先生に此の術を教えさせたのが、間違いでしたね」

ロ「私に何をしろと云うのかね？」

『勿論、手伝いだ。私が秘密の部屋に行くに中って…』

ロ「［秘密の秘密］が何処に在るかも知らない。私には何も出来ない」

ポ「運の善い人だ。僕達はその在処を知っていると思う。中に何が居るかも。さあ、行こう」

『Mr.ポッター、君は知っているのか？』

ポ「ええ、多分」

『其の場所を教えて呉れないか？君達を連れて行く理由にはいかないからな』

ポ「でも、そうしたら誰が扶けに行くんですか？」

『私と其処に惨めに転がっている奴だ』

ポ「判りました…2階の女子トイレに多分、部屋への入口が在ります」

2階の女子トイレ…嘆きのマートル(・・・・・・・)が居る場所か

『そうか、教えて呉れて有難う。君達はもう寮に戻れ』

却説、戦闘開始といこうじゃないか