武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ4)

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資料と杖が86 ページ4

対キャロルの作戦を練ってから暫く日が経った

先刻、シェダルが太宰からの言伝を運んできて呉れた
自分で直接伝えれば善いものを

しかし、言伝に待合せの時間と場所しか書かれていなかった故に他に洩れてはいけない情報の受渡しなのかもしれない

太「やぁ、ヴィオラ」

『先に来ていたのか、珍しいな。それで何の用だ？』

太「珍しいなんて非道い…此処は拙い、別の場所で話そう」

又、必要の部屋か

太「唐突で悪いけど…死喰い人捕獲を5日後に決行しよう」

5日後？

『性急だな、何か有るのか？』

太「否、特には。でも、潜入からもう少しで1年が経つ、何か進展が有るか報告する頃合だ」

『何故そう思う？』

太「私が例の彼の人ならそう考えるだろう」

普通の人なら其の言葉は根拠にならない。しかし、太宰の事だ、信用しても問題は無いだろう

『判った、5日後だな』

太「一応、私からダンブルドアに報告しておくよ」

『…最近、自分で動くようになったな』

太「__うん、一寸…」

前にも同じ事が有ったが今回は様子が違うな、何が有ったんだ？