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資料と杖が111 ページ29
職員室に教職員全員が集まる
皆、当惑や怯えきった表情を浮かべている
マ「とうとう起こりました。生徒が1人、怪物に連れ去られました。［秘密の部屋］そのものの中へです」
は？生徒が秘密の部屋へ？信じられない…
ス「何故そんなにはっきりと云えるのかな？」
マ「［スリザリンの継承者］が又伝言を書き残しました」
先生方の視線が痛い。私が継承者か如何か未だ判っていないのに
マ「最初に残された文字の直ぐ下にです。［彼女の白骨は永遠に［秘密の部屋］に横たわるであろう］」
永遠に部屋の中に横たわらせるなんて、善い趣味してるな
フ「誰ですか？どの子ですか？」
マ「ジニー・ウィズリー」
純血だと？今迄襲われていたのはマグルか半純血だったのに？
それにしても、授業を欠席していた事に違和感を持っていれば…
マ「全校生徒を明日、帰宅させなければなりません。ホグワーツは此れでおしまいです。ダンブルドアは何時も仰っていた……」
職員室の扉が開いた。誰だ、邪魔する奴は？
？「大変失礼致しました__ついウトウトと__何か聞き逃して仕舞いましたか？」
ロックハート…！御前は此の1年間ずっとそうやって！我慢出来ない
他の先生方も憎しみの籠もった眼で
だが、当の本人は何一つとして気が付いていないらしい
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作者名：アルゲディ | 作成日時：2024年2月4日 21時
