武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ23)

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資料と杖が105 ページ23

ハグリッドに何か有った様にしか捉えられない

『…ハグリッドに何を？』

フ「ほんの短い間、アズカバンで留置するだけだ。其れ以外、何もしない」

ハグリッドがアズカバンに？

フ「私の部下が今、アズカバンに連行している」

ダ「そして、わしは理事達の決定で停職(・・)だそうじゃ」

フ「兎に角、君もアズカバンへ連行する事になった」

ダ「罪無き者を連れて行き、何かの役に立つとはわしは思わない」

フ「一時的なものだ__勿論、事件の犯人が判れば釈放するし、十分に謝罪する__念の為だ」

アズカバンには行きたく無い。其れにダンブルドアが停職なら事の犯人はそれこそ殺し(・・)をする

少々、穢い手を使うしか…アズカバン行きは逃れられそうにないな

『そうですか、大臣。…残念だ』

フ「如何いう事だね？」

『今、私がスリザリン家の当主である事は承知で？』

フ「勿論だ。其れが如何した？」

『スリザリン家がずっと魔法省に寄附金を寄せている事は知っているでしょう？そして、其れを如何するかという権限は当主の私が握っている』

フ「真逆！」

『ええ…今直ぐにでも寄附金贈呈を止めても善いンですよ？別に私は困らないンですけど、役所は嘸困るでしょうね？今迄、多額の金を寄せていたンですからね』

ファッジの顔が蒼白になる

仕方の無い事だ、金の力を以てでもしないと強制連行しかねない雰囲気だったからな

フ「頼む、それだけは…それだけは！」

『ですけれど、アズカバンに連行されて仕舞うのなら…本当に残念です。魔法省の財政の約半分を支援してきたのに…』

さァ、如何だ？此処まで脅しをしたンだ。効果が無ければ困る