資料と杖が103 ページ21
最優先事項は全て片付けた
今日がクィディッチの試合で全校生徒が競技場に出払っていたのは不幸中の幸いだったのかもしれない。若し、城の中にもっと人が居たら…そう思うと厄介だな
兎も角、太宰が石化された所為でヨコハマに帰る予定を変更しなければならなくなった
其の旨を報告するに当って誰にシェダルを飛ばせば善いのか…
抑、此の依頼は社長直々だったから社長に報告をしたいのだが仕事が忙しい可能性もあって中々気が進まない
国木田さんだと「又、予定を乱しおって！」と怒られそうで恐い
新人社員達や賢治君、与謝野さんは信用していない理由では無いが、万が一の事を考えて止めて置く
そうなるとかなり人が限られてくるが矢張り、谷崎君辺りが1番安全だな。英国に戻る時にも一緒にうずまきに居て事情は直ぐに呑み込んで呉れる筈
…谷崎君に任せよう、屹度大丈夫だ
『シェダル。此の手紙を谷崎君に渡して呉れ、髪色が橙の子だ。善いか？』
何回か面識は有る故に心配は不要だろう
却説、シェダルは飛んだ事だし、マクゴナガル先生から仰せ仕っているホグワーツ巡回の仕事をやらなければな
__巡回の序でに、半日掛けてホグワーツを隅々まで検べたが可笑しな処は何処1つとして無かった
見落としが有るのかもしれないが、バジリスクは壁の中を移動しているとしか現時点では考えられない
他に何か、手掛りは…
？「
誰かが入って来たな
『！、ダンブルドア…それに珍しいですね、コーネリウス・ファッジ
何故、ファッジがホグワーツに居るンだ？襲撃の事を聞きつけたからか？
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作者名：アルゲディ | 作成日時：2024年2月4日 21時
