武装探偵社の彼女はホグワーツに Ⅲ【ハリーポッター】【文豪ストレイドッグス】 (ページ17)

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資料と杖が99 ページ17

__ポートマフィアなら…それも幹部なら人を殺すなんて日常茶飯事、慣れたものだろう

『太宰…』

太「ヴィオラが殺した人数なんて私の経歴から見てみれば大した事は無い」

そう云えば太宰の経歴書を見た事が無いな

『…因みに御前の経歴は？』

太「共謀殺人138件、恐喝312件、詐欺その他が625件…其れが私の過去だ」

…はァ、想像以上だ。罪数は合計1000件を超えている

『_そうか』

何も云えない。罪の多さに驚いているのも確かだが、其れ以外にも…触れてはいけないモノも含まれている気がする

太「…却説、話を変えよう」

話を変える？

太「ほら、死喰い人捕獲の時の」

『あ、忘れていた。話して呉れ』

太「キャロル…否、川端康成の方が正しいね。彼の異能はどの様な内容か知っているかい？」

父上の異能？

『父上は［雪を降らせる］異能力者だ。能力名は［雪国］。普通に雪を降らせたり吹雪にしたりする事も可能だ』

太「__嗚呼、そうか」

『異能が何か関係しているのか？』

太「君が最初に見たモノは異能で造られたモノではない(・・)」

如何いう事だ？