TRACK1 ページ2
ほんと、何が起こるか分からなくて最高だね。と言うのが俺のH歴になった瞬間の心境だった。まあ実際は俺も
それに報酬は政府だけあって大金を何時も支払って貰っている。向こうも俺を少しは気に入っている様だったから、何時でも中王区に出入りする事を許されている。
「!…ね、ねえねえっ。彼処に居るのって…」
「う…うん…!凄腕の情報屋…五百旗頭 Aだよね!?」
…偶にこうやって中王区の女の子からコソコソ何か言われてるんだけどね。男の俺が中王区を堂々と歩いている事が珍しいからそんなに気にはしない。しないようにしていると言った方が良いだろう。中王区に居る女の子は少し特殊で個性的な子が多いけど可愛い子ばかりだしまっ、良いかなーって思っちゃうのがダメな俺。
「五百旗頭、新しい仕事だ」
ほら、こう言う怖そうなお姉さんも居る訳だからさ、まだコソコソ言われる方が断然マシなんだよね。
「はいはーい、新しい仕事ね。今度は何の仕事なの?」
「違法ヒプノシスマイクの製造機密の調査だ。場所は既に特定出来ているのだが、相手は違法マイクを所持者で油断は出来ん。だから初めにお前にマイクの効果等を調べて貰いたい」
「なんだ、簡単だね。てっきり国外の情報収集だと思ったけど。て言うか、それならあのピンク頭の方が使いやすいんじゃない?」
「それも良いが、彼奴も彼奴で成人として仕事を設けている。それにお前の職業は紛れもない情報収集の提供者であろう?お前の方がこの仕事に適任している筈だか」
「…それもそうだねー。俺も職の事言われちゃったらやる終えないよ。ただし、今回もそれなりのお金は頂くからね?」
「嗚呼。承知している」
そう言って口角を少し上げた
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作者名:碧@あおい | 作成日時:2019年6月16日 21時