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「…だからね…っ、お兄ちゃっ…
それでね……、絶対にっ、子供を捨てたりしないの!」
『コニー…』
…俺達はみんな
新しい家族が出来る。旅立ちは嬉しい事。
『元気でな、コニー…』
「元気でね」
でもやっぱりさ…
別れは寂しい…
俺はもう、13年も
次はエマ達3人の内誰かかも知れない。
その夜俺は、
コニーが居なくなった寂しさで泣き出してしまう弟と妹達を慰めていた。…特にドン。
「どーしよう、…次はおにぃちゃんかも知れないのに…っ」
「嫌だよっっ…離れたくないっ!!」
「コニーっっっ！！」
皆が泣いて俺に抱き付いてくる。俺はただ焦り、ただ兄弟達の頭を撫でることしか出来なかった。
『…そんな事言っても仕方無いぞ、俺も何時此処を出るか分かんない。でも、そんな時こそ…お前達に¨笑顔¨で見送ってほしいんだ…』
俺がそう言うと皆泣き止み始め、最後には笑顔になってまた僕に抱き付いてきた。良かった、安心したよ…。
………安心したんだけど、僕のさっきの言葉に感動した様子の兄弟達が目に入った。
「やっぱ兄ィちゃんはかっけーーっ！」
「オレ、将来兄さんみたいな奴になりたい！」
「私お兄ちゃんのお嫁さんになりたぁーい！」
「おにーちゃん、王子様みたいに格好いい！」
と、…そんな声が寄せられた。
……僕がその声に耐えれるわけもなく、無理矢理皆を寝かし付けた。
『ふぅ…』
全く、嬉しいことを言ってくれるが、純粋に言葉をぶつけてくるからな…生憎俺は受け答えする耐久性はあまりない。
若干疲れ気味に寝室を出た。
そして、レイの元へ歩みを進める。
「…やっぱり¨気付いてた¨んだな、兄貴。
コニーがリトルバーニー忘れていったこと。」
『うん。…
「…それもお見通し、か。」
絶対に知っておかなくてはいけない事。
¨運命¨と¨真実¨は『残酷』なんだ。
それを…エマとノーマンにも知ってほしい。
『…おっ、帰ってきたね』
「お…お兄ちゃ……」
「お帰り。____どうだった？」
______「間に合わなかった」
___そう呟いたノーマンは酷く¨混乱¨したようだった。
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白桜姫 - 最&高です！続き待ってます\(//∇//)\ (2019年3月1日 13時) (
レス) id: b2ef42075e (このIDを非表示/違反報告)
ハルっち(プロフ) - 桜空さん» コメント有り難う御座います！面白い等、更新頑張って下さいと言う名の励ましがあれば私は無敵です！笑 (2019年1月24日 21時) (レス) id: 7bbb5d9c34 (このIDを非表示/違反報告)
桜空 - コメント失礼します。 めっちゃ面白いです！これからどーなっていくのか、主人公がどんな判断をしていくのかが楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年1月24日 17時) (レス) id: fcb91909ae (このIDを非表示/違反報告)
ハルっち(プロフ) - ふすまさん» 有り難う御座います！『59984』を使わせて頂きます！認識番号を提案していただいて、本当に嬉しいです！ (2019年1月20日 15時) (レス) id: 7bbb5d9c34 (このIDを非表示/違反報告)
ふすま - 分かりづらくてすいません…通常の認証番号を右から読むと生まれた順になるんです。分からなかったら約ネバ 認証番号で出ると思います。番号は59984〜50094あたりがいいと思います。たぶん (2019年1月20日 15時) (レス) id: 2103b37c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るみえーる | 作成日時：2019年1月16日 23時
