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「 リドル、聞いてもいいか」
「 うわっ！！ きゅ、急に後ろに立つなと何度も言ってるだろう？！」
「 悪い。 リドルの頭を見てるとやっぱり美味しそうに見えて食べたくなる」
「 君のその暴食がユニーク魔法だったらどんなに楽なことか」
先日、ハーツラビュルはなんでもない日のパーティーをやったと小耳に挟み、どうして俺は誘ってくれなかったのかと尋ねにきたのだ。 何故……常日頃からリドルには目線で猛烈なアピールをしていたのに、俺にお誘いの言葉一つ掛けてくれやしないんだろう。
俺がパーティーに途中参加したら歓声が悲鳴に変わってごちゃごちゃ、ブチ切れて真っ赤なリドルの出来上がりになる。 それだけは避けたい、せめて俺がケーキを食べ終わってからキレてくれ。
「 リドル」
「 君はダメだ」
「 俺まだ何も言ってねーけど」
「 そんな口元から涎を垂らしながら聞かれたら大体予想がつく！ 全く……アズールは君の管理がきちんと出来ていないんじゃないか？！」
一応管理という名の首輪は付けられているけれど、俺の行動を制御できても精々ラウンジの冷蔵庫を空にしないぐらい。 お陰様で俺は最近夜食が食べれていない、寝不足だ。
「 リドルのところのメガネの先輩を俺に紹介してくれ」
「 は……？ メガネの先輩、とはもしかしてトレイの事だろうか」
「 名前は知らん、食い物くれそうな顔してるやつだ」
普通に頼み込んでもリドルは首を縦に振ってくれそうにないなから俺はジェイドの十八番を繰り出した。 その名も「 嘘泣き」。
ワニの目尻には体内の余分な塩分を排泄する器官があり、大きく顎を動かしたりする際に液体が溢れ落ちる為、涙のように見えるのだ。
だから、リドルに隠れてこっそりジェイドに貰った飴玉を噛み砕いた。
「 君にトレイを紹介したらろくなことが…………って、な、何故泣いてるんだ？！｣
「 おやおやリドルさん。 Aさんを泣かせたんですか？｣
「 ジェイド!! ち、違う、僕は泣かせてなんか」
「 リドルが俺の頼み事は全部ダメって言うんだぜ差別だよなあ、ジェイド｣
悪知恵ってのはこういう時に使うもんだよなあ。
＊＊＊
「 ーーーと、言うわけで、彼は僕と同じクラスのA･ルルヒだ｣
「 アンタのところにいくとお菓子がもらえると聞いてきた。よろしく頼む」
「 別に俺のところにきたからと言ってお菓子が食べれるわけではないぞ……？」
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愛(プロフ) - 蒼井とーるさん» はじめまして、コメントありがとうございます！夢主イラスト可愛いと言って頂けて嬉しいです( *´꒳`*)ゆっくりではありますが更新頑張ります！ありがとうございます！ (2021年12月1日 18時) (
レス) id: 1c0863e534 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる(プロフ) - 夢主イラスト、とてもかわよくて推せます！性格も最高に面白くて大好きです！頑張ってください！ (2021年12月1日 4時) (レス) @page5 id: f4c569577f (このIDを非表示/違反報告)
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