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2.王様ゲーム(便乗) ページ2

「お盆」というクッソ忙しい時期が過ぎて、

久しぶりに暇が出来たので街に遊びに行ってみました。

適当にふらふらして、見つけたのは綾瀬くんたち。

どうやら「王様ゲーム」とか懐かしい遊びをしている様だ。

時期を見て、一声かけてみよう。


「楽しそうなことをしているね、私も混ぜて貰ってもいいかな?」

扉を開き、そう尋ねてみると彼らは驚いた様な顔をして

千歳「か、管理人さん!?珍しいですね、ぜひどうぞ〜」

若干ひきつったような顔をして迎え入れてくれた。

この猛暑のせいかな、この街にもエアコン導入しようかな、と考えを巡らせていると

絃「まあまあ、座って下さいよ!」

と言ってくれたので、遠慮なく座るとしよう。


しかし久しぶりだな、王様ゲーム。

よく忘年会でやった記憶がある。

いい思い出はあまりないが…


楓太「ん、じゃあいきますよ、せーの」(棒読み)

「「「王様だーれだ」」」

と、一斉にカードを引く。

恐る恐る捲ってみると、私のカードは「王様」、と走り書きで記されていた。


凪沙「ん、あー…、えっと王様誰ですか?」

杏「俺じゃない…レオくんは?」

レオ「ううん、僕じゃないよ」

全員がお互いに確認しあい、そしてほぼ同時に視線が集まる。


蓮「あの…もしかして王様って」

こちらを何故か伺いながら問われた。

ていうかさっきの時間で確信しただろう…まあいいや、

「そう、王様は私だよ」と答えた。

すると、


ウィル「お、王!何故こんなところにいらっしゃるのですか!?」

クレア「王はこんなところ来ちゃだめでござる!」

スピカ「…王はお疲れの身。ぜひともお帰り頂くことをおすすめするぞ?」

「えっ?え?」

流石の私でも動揺を隠せない。

ていうか、酷くないか…?



流れで仕事に行くことになる。

まあいいや、仕事溜まってるし。

渋々ドアノブに手を掛けると、重要な事を思い出す。

命令、してないではないか。


くるりと後ろを振り向き、ニコッと笑って

「…じゃあ、5番と3番が今日一日ずっと手を繋いでてね?」

と告げる。

もちろん、私が指名した方の末路は知らない。

そのままガチャと扉を開け、仕事に向かうのであった。


綾瀬&楓太「……え?」

*


どうも…今私は「宿題」という化物に追いかけられていて…

さっきまで逃亡していたのだが…

もうここまで逃げれば追いかけてこないだろ…

ところでさっきから窓に張り付いているアレはなんだ?

アッ何をするやめr

3.お人形さん→←1.守りたいもの


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

あなたが今日妄想しなければならないこと

ちび雲街住人


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リルネ - あ"あ"あ"超好き!!!文才下さいホント!!!続き全裸待機!!! (2016年9月24日 20時) (レス) id: 001c858682 (このIDを非表示/違反報告)
リルネ - あ"あ"あ"超好き!!!文才下さいホント!!!続き全裸待機!!! (2016年9月24日 20時) (レス) id: 001c858682 (このIDを非表示/違反報告)
綾音日和。@たこむし(プロフ) - L汰さぁん (2016年9月21日 1時) (レス) id: f3d2fd21f2 (このIDを非表示/違反報告)
リルネ - 更新全裸待機ッッ (2016年8月30日 20時) (レス) id: 001c858682 (このIDを非表示/違反報告)
いっしー - 綾音日和。@たこむしさん» いいじゃねえかよ() (2016年8月24日 11時) (レス) id: d4ab1a4e71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ただのいしころ | 作成日時:2016年8月17日 23時

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