チャンス ページ9
ー兎原side ー
※最後ちょい危険な表現があります。
「何?治くんが呼び出すなんて珍しいね。話って何?」
治「俺と同じクラスの女子が事故にあった時部活に来なかったよな?あの時どこおったん?」
何が聞きたいわけ?
「あの日は急用ができて家に帰らないといけなかったの」
治「何時ぐらい学校出たか覚えとるか?」
「う〜んっと15時くらいかな?」
治「…!(写真についてた時間帯と同じや!)そうか、ありがとうな」
すると治くんは教室に戻って行った。
何だったの?もしかしてあの時のこと気づかれた?
今日は体育館の点検作業があるから部活が休み。
お見舞いに行きたいと先生に嘘ついてあいつがどこの病院に入院してるか聞き出した。
今日の放課後がチャンスだ。
・
・
・
ついに放課後。これで侑は確実に私のものだと思うとワクワクする。
不審に思われないようさっさと終わらせよう。
病院について病室を確認して部屋の状態を見る。
そーっとドアを開けて部屋の中を覗く。誰もいないみたい
今だ
部屋に入ると運良くあの女は寝ていた。
そっと首に手を添えぐっと力を入れた。
44人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うぃるうぃる | 作成日時:2022年8月25日 18時