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金曜日。


出発当日。



まだ侑くんが好きだと分かって、モヤモヤが消えない。


今更みんなにも言えない。


この気持ちに蓋をしなければならない。



ルカ、葵、みな、愛と過ごす時間が少なくなる。


私はみんなで過ごす時間を大切にした。


放課後


私は正門を出ようとする。振り向けばみんなが手を振ってくれた。


空港に行く時間は夜。


みんな部活で時間的に空港に行くことは無理になった。


私は手を振り返す。



『ごめんね...!ありがとう...!こんな私と仲良くしてくれてありがとう...!』


聞こえるはずのない声でみんなに伝える。


夕方。


荷物を持って空港に行く。


母「美優なんかあったら電話して。。。って、あ!」


『何...』


母「予約に誤りがある!ごめんA!まだ飛行機乗るまで時間あるから後から空港来て!お母さん先に行ってる!」


と言ってお母さんは急いで家を出てしまった。


数時間後


そろそろ行った方がいいと思って家を出る。


空港行くまで電車を使おうと駅に着く。



私は後ろを振り返った。



ここに来たおかげで私はみんなと出会い、侑くんと出会い、自分自身成長したと思う。



『再见(さようなら)』






ルカ達も侑くんも...幸せにね

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作者名:うぃるうぃる | 作成日時:2021年8月29日 23時

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