検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:51,268 hit

過酷な付き合い ページ8

七「よし!じゃあやるぞ!!」

『え。これ六年生しかいないじゃないですか。』

七「そうだが?」

『六年生って確か六人だから人員不足は無いはずじゃ……』

七「あぁ。仙蔵が実況に回るというのでな。ほら、あそこ。」

仙「ピースピーース」


(よし、立花先輩。私、貴方を恨みます。後でめっためたにしてやんよ!あー、なんかやる気出てきた。)


七「よし行くぞ!!」

『はい!七松先輩!!』


こうして、いけどんバレーは始まったのだった。


仙「潮江文次郎、食満留三郎、善法寺伊作VS七松小平太、中在家長次、そして飛び入り参加の勇者水無月Aの戦いです。一体どうなるのでしょうか。」

『ちょ!好きでやってる訳じゃないんだよこっちは!この作法委員会委員長め!全ては貴方のせいなんだよ!!"勇者"って……。』

仙「勇者水無月Aが何か私に文句があるようだ。」

『な、無いですって!』


(委員会直属の立花先輩に文句言うなんて私ができるか!恐れ多すぎて、一生できないわ!)


留「食満・とめ・アターック!!!」

『え?は?こっち来ないで!』

仙「おっと、勇者が食満・とめ・アタックをガードした。なかなかやるな勇者。それに対して留三郎は唖然としている。そこを長次は見逃さない。」

文「お前、よくこの状況で冷静に実況なんかしてられるな……。」

仙「おっと危ない、文次郎の所にボールが来るぞ。」

文「え?は!?」

七「やったぞA!留三郎のアタックを阻止するとは中々の腕だな!お前、体育委員会に入らないか?」

『無理です。』

仙「そうだぞ。Aは作法委員会が一番似合うからな。」

七「ちぇーっ。」

仙「Aは一流の戦国作法を身につけたくこの委員会に所属したのだろう?」

『え、ぇぇ?はい。』


(この状況で、じゃんけんで負けて仕方なく作法委員会に所属になったなんて言えるか!)


七「よし!バレー続けるぞ!」

『えぇ!まだやるんですか!?』

七「当たり前だ!」

『嘘だ……。』


この後、委員会直前一分前までバレーが続いたのは言うまでもない。

作法委員会の活動→←悲劇の訪れは突然に



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 上級生 , 作法委員会   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:霧雨 如川 | 作成日時:2018年8月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。