平凡少女は今日も平凡に生きたい～日常編～ (ページ5)

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綾部喜八郎とは② ページ5

あぁ……喜八郎は物分かりの良い後輩だなぁ。……と思うのは私と立花先輩位なのだろう。ほら、あんなところに。

留「あぁ！！もう！アイツは加減という言葉を知らないのか！」

用具委員会委員長、六年は組の食満先輩。穴埋め、お疲れ様です。最も、穴堀を催促しているのはこの私なのですが。

文「全く…喜八郎は…手間と費用のかかるヤツだ……。まあ仙蔵の所の後輩だ。あぁなるのも無理はないか……。」

会計委員会委員長、六年い組の潮江先輩。帳簿の計算お疲れ様です。今夜で四徹目ですか。よくギンギンしていられますね。

仙「おい、A。そんな所で哀れみの目をして何を突っ立っているのだ。」

『あ、立花先輩。いや、その"かくかくしかじか"で。』

出ました。忍たまお約束の便利アイテム"かくかくしかじか"。面倒くさがりの私にはもってこいの術なのです。でも、ちゃんと角行と鹿のパペットは装備しますよ。

仙「あぁ……それは哀れだな。私としても喜八郎は可愛い後輩なのだが。」

『でしょう？』

仙「あぁ。……っといけない！私は早く行かなければならないのだ！」

『あぁ……その焦りからして、しんベエと喜三太ですか。』

仙「そうなのだ……厄介事に巻き込まれるのはもう御免だッ！！ではまた後で！！」

ﾄﾞﾋｭｰｰﾝ!!

(『クールで冷静沈着』の肩書きは何処へ言ったのやら。)

『あ、そろそろ昼御飯だ。食堂、食堂～♪』

綾「A先輩ー。一緒に食べましょう。」

『お、喜八郎。そうだね。』

綾「やったー。」