五年生の作戦会議�� ページ30
竹「この後は、Aの部屋で作戦会議だな！」
『いや、駄目でし……』
雷「お！Aの部屋！」
竹「早く行こーぜっ！」
『(ちょ、人の話を聞けーー！！！)』
鉢「どうして顔をこわばらせるんだ？基礎体力の低さ？……何だよ、気にするな。昔からの事だろう？」
『……うーん。(私の部屋ってところが問題なんだよ。君達、普段から、くノ一の部屋に入ってはいけないという規則を絶対に無視してるよね。)』
勘「どうせ俺たち暇だったし。」
兵「そうだよ。A元気出してー。豆腐料理、作るからさ！」
竹「それ、兵助が作りたいだけだろ……。」
雷「まあ、たまに食べるのは良いと思うけどねー。」
『……はい。着いたよ。(……もう諦めるか。)』
竹「おほー！相変わらず、Aの部屋は、綺麗だな！！」
鉢「お前の部屋が汚いだけだろ……。」
兵「たまに虫が出て気持ち悪いし。」
勘「いや。よく、だろ。」
雷「あんまり入りたいとは思わないよねー……。」
竹「お前ら女子かよ！」
『……。』
竹「いや、Aも、無言で菓子を差し出すなよ！食べづらいだろ！」
『いつもは、これでもか！って程食べてるくせに。(君達、懲りないな。)』
勘「あ、やっと喋った。」
雷「あ！良かった良かった。」
兵「それで、どうする？」
竹「そうなんだよ……。」
勘「継続して何らかの鍛練をすることじゃないかな？」
雷「マラソンとか？」
兵「それが一番手っ取り早いだろうな。」
竹「そうと決まれば、明日から開始だな！！」
鉢「まずは、裏山から始めた方がいいんじゃないか？」
雷「そうだねー。あ、日替わりで僕たちが回っていけば良いんじゃないかな？」
勘「それがいいね！」
竹「じゃあ明日の当番は俺がやるよ！」
勘「お！やる気に満ち溢れてるな、八左ヱ門！」
竹「一度関わったら最後まで、がモットーだからな！」
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作者名：霧雨 如川 | 作成日時：2018年8月22日 17時
